北京の空は晴れているか

f0055881_16573654.jpg先週末、初めて中国本土の地を踏んだ。
どうせなら上海に行きたかったなあ。
とか言ってる場合じゃない。
最高気温-1℃最低気温-8℃
スキーに行くつもりで着込んでみたが、
おや、意外と寒くない、日本とかわらんぞ。
実際、成田に帰ってきたときの豪雪っぷりの方がびびった。あー、着込んでてよかったと帰国時に実感。
北京オリンピックに向けて街は大改造中。
イメージしていた自転車大行進は見られず、マイカーブーム真っ只中の北京市内は自動車の渦。

↑の写真はホテルから撮影したものだが、決して曇っていたわけでも、
霧が出ていたわけでもない。ありていに言えば光化学スモッグである。
滞在中ずっとこんな感じで、昼間の太陽を裸眼で直視できたりもする。
「ずっとこんな感じなの?」の問いに
「風が強い日は青空見えることもあるよ」
えええーー。
完全に公害じゃないですか。光化学スモッグじゃないですか。
30年以上前の日本とおんなじだ。
かといって毛沢東の肖像が市の中心に鎮座するこの国家が
どこまで13億人の人民の健康を心配してくれるのだろうか。
義務教育制度が敷かれてまだ3年しかたっていないこの国で
公害対策とかエコロジーとか言っても簡単には伝わらない。

彼ら人民(あえて国民でなくこう呼ぶ)の大多数は、いたって
よい人ばかりだ。勤勉で親切で義を重んじる。そして欲が無い。
これは誰も感じることらしい。
それゆえ国家権力は彼らを守らないと海外の資本主義競争に
よって搾取されてしまう可能性が高い。
日本も含めて世界中が中国13億人のマーケットを狙っている。
しかし、いずれも国営企業との合弁、国家との癒着なしでの進出は
不可能な状況である。

彼らから搾取するのは国家であるべきなのだから。
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# by shuandyum | 2006-01-29 17:01 |